清水 晶子 教授
シミズ アキコ
東京大学大学院
総合文化研究科
所属:表象文化論研究室
専門分野:フェミニズム、クィア理論 研究分野:ジェンダー 研究キーワード:表象文化論、クィア理論、文化理論、フェミニズム理論
プロフィール: 1970年、東京生まれ。 学士(英米文学・東京大学)1993年3月29日 修士(英米文学・東京大学)1996年3月29日 MA in Sexual Politics (University of Wales, Cardiff) 1999年7月10日 PhD (University of Wales, Cardiff) 2003年7月14日 専門はフェミニズム、クィア理論、身体とその(自己)表象、クィアディスアビリティ論、ポストコロニアルフェミニズムなど。 東京大学文学部英語英米文学科からイギリス文学で学士、修士の学位を得るが、広くは批評文化理論全般、とりわけフェミニズム・クィア理論への興味が高まり、ウェールズ大学カーディフ校の批評文化理論センターで修士号とPhDを取得。 近年取り組んでいるのは、クィアな過去/未来の可能性への想像という観点からの理論や文化における再生産形象分析、歴史修正主義との関連におけるクィア・テンポラリティー概念のローカライズと(再)政治化の試み、および、接続や近接性よりはむしろ分断や他者性の身ぶり/場としての〈触れること〉(そして皮膚)についての考察。 東京大学大学院総合文化研究科教授(超域文化科学専攻/表象文化論コース所属)。国際基督教大学非常勤講師。毎年秋に研究科の院生と共に企画しているクィア理論入門公開連続講座は、アクティビストや研究者からテーマに個人的に興味をもった人まで、多岐にわたる参加者を得ている。 映画上映やシンポジウム、研究会などの開催もおこなっている。
書籍など出版物 Lying Bodies: Survival and Subversion in the Field of Vision Peter Lang Publishing 2008年 ジュディス・バトラー「欲望」 続・現代批評理論 2001年 〇.ワイルド「W. H. 氏の肖像」 ゲイ短編小説集 1999年 :1970年、東京生まれ。
論文: 「ダイバーシティから権利保障へ—トランプ以降の米国と「LGBTブーム」の日本」、『世界』2017年5月号、pp.134-43。 「ポルノ表現について考えるときに覚えておくべきただ一つのシンプルなこと(あるいはいくつものそれほどシンプルではない議論)」、『社会の芸術/芸術という社会』(北田暁大・神野真吾・竹田恵子(社会の芸術フォーラム運営委員会)編)フィルムアート社、2016年、pp.151-74。 「Rant」、『現代思想 特集 大学のリアル』2016年11月号 (vol. 44-21)、2016年、pp.198-205。
MISC: ‘Scandalous equivocation: a note on the politics of queer self-naming’. Inter-Asian Cultural Studies,Vol.8-4. 2007. 8. 4. 503-516 キリンのサバイバルのために--ジュディス・バトラーとアイデンティティ・ポリティクス再考. 現代思想 vol.34-12 2006年10月臨時増刊 ジュディス・バトラー -- 触発する思想. 2006 アジア特有のクィアを探すということ. Sexual Science (Online Magazine). 2005
メッセージ: Twitter:@koss_ut 個人HP・研究室:http://crystalqueer.net